化粧下地の重ね塗りで脱ファンデ。素肌をきれいに見せるベースメイク

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透明感のあるベースメイクをしたいと思いながらも、ファンデーションを塗ると自分の肌の色と違ってしまったり、いかにも塗っている感が出てしまって透明感とは程遠い仕上がりになることはないでしょうか。そんなときには化粧下地をベースメイクのメインとして使いこなすことで、まるで化粧をしていないかのような自然な仕上がりで、素肌よりもっときれいに見えるナチュラルメイクを実現することができます。

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ファンデーションでは透明感が出ない理由

肌の色ムラをなくし均一にしてくれるファンデーション。ちょっとした肌トラブルや気になる部分もカバーしてきれいな肌に仕上げてくれます。ファンデーションにはしっかりと色が付いているので、自分の肌の色と合っているファンデーションを使えば隙のないお人形さんのような肌を作り上げることができるでしょう。

しかし、人間の肌は実際にはそこまで均一な色をしていません。赤ちゃんや子供の肌を見てみると分かりますが、とてもきれいな肌でも皮膚の薄さや血色によって顔の中でも少しずつ色が違っているのです。ファンデーションには肌トラブルやシミなどをある程度隠してくれるカバー力があるので、塗った後の肌を見ると顔全体がそのファンデーションの色になり、元がどのような肌の色なのか分からなくなります。

そのため、少しでも肌の色と合っていないと顔だけが浮いてしまったり、色が合っていても顔の自然な血色や、光が当たったときの透け感がなくなり、他の肌の部分との質感が違って見えてしまうことがあります。

もちろんファンデーションでしっかりと仕上げた完璧な肌も美しく、肌の色が均一になることで他のパーツのメイクが引き立つということなど、良いところもたくさんあるのですが、元から肌がきれいな人だという印象や、自然な美しさとはかけ離れた仕上がりになるのです。

ファンデーションなしで肌の悩みは解決できるのか

ファンデーションでは自然な赤ちゃんや子供のような透明肌を作ることが難しいからといって、ファンデーションをやめて下地だけにしてしまうと、肌の気になる部分が隠せないのではないかと不安に思われるかもしれません。

たしかに化粧下地だけで肌の悩みを完璧に隠すことはできません。シミや毛穴を全くないかのように隠したり、埋めたりといったことも難しいでしょう。しかし、シミや毛穴、肌トラブルは上から隠すだけが対処法だと思っていませんか。

これらは、実はカバー力の高いファンデーションで上からフタをしなくても、化粧下地を重ね塗りすることできれいに見せることができるのです。

化粧下地には肌を明るく見せてくれるものや、光を反射させてくれるもの、肌の質感をつやつやに見せてくれるものなどさまざまな効果のあるものがあります。

そしてこれらは、元からの肌の色を隠さずともシミや毛穴などを光の反射やツヤでとばしてくれますし、自然に肌の色もトーンアップしてくれるのです。軽いつけごこちかつナチュラルな仕上がりで気になる部分をごまかしてくれるので、肌の粗が多少見えていたとしても、ファンデーションを厚塗りして隠していたときよりも自然で、より肌をきれいに見せてくれます。

薄付きなので首や他の肌との違いも気になりませんし、化粧下地は崩れ方も汚くなることが少ないので、まるで何もつけていないのに元から透明感があって肌がきれいな人のように見せてくれます。

透明感の出る化粧下地の選び方

肌をきれいに透明感のあるように仕上げてくれる化粧下地はどのように選んでいけば良いのでしょうか。まず、化粧下地にもしっかりと色のついたものはあります。今回はそのようなしっかり色のついた化粧下地ではなく、ピンク系やラベンダー系であったり、ベージュ系でも伸ばすとほぼ色が分からなくなるような薄い色味のものを選ぶようにしましょう。

その方が元の肌の色を邪魔せずに自然とトーンアップしたような仕上がりになります。テクスチャーも大切です。テクスチャーはできるだけやわらかい、伸ばしやすいものを選びましょう。テクスチャーがかたいものは厚めに付いてしまったり、しっかり色が付いてしまったりすることがあります。

また、さらさらとしたテカりを防止するような速乾タイプよりは、しっとりと保湿してくれるものを選んだ方が良いでしょう。さらさらタイプは上にファンデーションを重ねるときには崩れにくく仕上がりもきれいに見せてくれますが、化粧下地をベースメイクのメインとするときには不向きです。

肌が乾燥しているように見えてしまったり、白浮きしたりしてしまうことがあります。気になる部分に重ね付けするにしても、速乾タイプの場合は重ねた部分が不自然に浮いてしまうことがあります。しっとりとした保湿してくれるタイプの化粧下地であれば乾燥しているように見えることもなくうるおいのある肌に見せてくれますし、重ね付けも自然になじみます。

崩れ方も1箇所が不自然に剥がれるということがないので、時間が経ってもきれいなままです。

化粧下地メインで脱ファンデするベースメイク方法

化粧下地をメインに使ったベースメイクの方法はとても簡単です。しっかりスキンケアした肌の上から全体的に化粧下地を塗ります。毛穴やシミ、クマなど気になる部分には指先に化粧下地をとってトントンと少しずつ重ね付けしていきます。

基本的にはこれで終了です。自分で少し物足りないと思うくらいがベストです。どうしても気になる部分があって隠したい場合には、部分的に少量のコンシーラーを塗っても良いとは思いますが、できればコンシーラーも塗らない方が自然です。

コンシーラーはカバー力が高い分、きれいになじませたとしても近くで見たときに他の部分との色の差を感じることがあります。ファンデーションを塗らない場合は特に浮いてしまうでしょう。また、テカりが気になる場合仕上げにパウダーを付けるということも多いと思いますが、できればパウダーも付けない方が良いでしょう。

パウダーを付けると肌が少しマットで粉っぽくなり、化粧してる感が一気に強くなることがあります。どうしてもテカりが気になるときは気になる部分を少しティッシュでオフするか、パウダーを付けるにしても手の甲などでできるだけ粉を落としてから少量を優しくつけましょう。

脱ファンデはいいことばかり

化粧下地の重ね塗りだけベースメイクを完成させても十分魅力的で透明感のある肌を作ることができますし、ベースメイクの工程が減るのでメイクを仕上げる時間も短くすることができます。化粧下地はスキンケア効果のあるものも多く、また厚塗りもしないことで肌の負担を減らすこともできます。

素肌がきれいな人に見せながら、結果的に素肌をきれいにすることにつながるのです。毎日必死にファンデーションで肌を隠すのをやめて、思い切って化粧下地だけの脱ファンデメイクに挑戦することで自分の肌をより好きになることができるかもしれません。